メールマガジン『ぶんしん出版+ことこと舎便り』Vol.8 2022/1/14
日付:2022.01.24

お世話になっている皆さま、名刺交換していただいた皆さまへ
(配信停止は、hon@kotokotosya.jpまで)

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ぶんしん出版+ことこと舎便りVol.8 2022/1/14

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あけましておめでとうございます。今年もメルマガ『ぶんしん出版+ことこと舎便り』をよろしくお願いいたします。さて、新年早々の急激なコロナ感染者の増加。米軍基地感染拡大で分かりやすくなった日米地位協定の構造的問題。今年も多難なスタートになりましたが、健康と学びと行動がより求められている一年になりそうです。

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▼目次

【1】コラム

●井の頭公園の散歩(8)

【2】トピックス

●「東京諸島アンテナショップ」2月16日(水)から!
● 跨線橋(こせんきょう)の記録と記憶を伝える本づくりのために写真や資料を集めています
●「日本自費出版文化賞」に応募してみませんか

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【1】コラム

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●井の頭公園の散歩(8)井の頭池の水草攻防と泳ぎとモーターボート

さて、井の頭弁財天のお参りを終えると、井の頭池が気になる。まず弁天橋から弁天堂側を覗くのだが、この冬場は本当にきれいになっている。ただ、復活した絶滅危惧種の水草「ツツイトモ」に対し、外来種の水草「コカナダモ」が勢力を拡大して生育を脅かしていることが、東京都西部公園緑地事務所の調査で分かった。自然界は気が抜けないのだ。
ここに来ると思いだすのは、元井之頭町会会長の岩崎菊男さんの少年時代の話だ。岩崎さんによれば、「井の頭池はきれいでしたよ、冷たくてね、藻が多くてね、下までは見えないんですよ。でも湧き水が出ているところは、水圧で藻がよけていましたね。その上を泳ぐと身体が持ち上がるぐらい噴き出しているのです。池の中に入ることは禁止されていましたが夏の夜はよく泳ぎました。ただ夜中でもバチャバチャ音がすると園丁がすぐ来ますからクロールじゃなくて平泳ぎですね(笑)。弁天様からお稲荷さん(「親之井稲荷」2013年〈平成25年〉5月焼失)まで泳ぐんですよ、そうすると涼しくなって寝られるのです」(井の頭恩賜公園開園100周年カウントダウン新聞『いのきちさん』23号から抜粋)
この焼失したお稲荷さんの横に、戦前モーターボートの乗り場があった。この乗り場から、ボート池をぐるっと回って帰ってくるのだと何人から聞いたが裏付け資料が見つからない。ボートは木製で東京市のマーク(現在と同じ)の横に「ななゐ号」と記され、子供なら20人ほど乗れる大きさだ。戦時下になり「油を使う遊覧船はトンデモナイ」と短い生涯を終えたのだろうと想像している。この幻と言われたモーターボートは、東京都公園協会の収蔵写真にはなかったが、地元の明星学園史料室から出てきた。1937年(昭和12年)明星学園の児童を乗せた貴重な写真だ。(『井の頭公園100年写真集』〈ぶんしん出版〉参照)(川井信良)

いのきちさん 23号 2015年7・8号/2015年(平成27年)7月1日
https://www.bun-shin.co.jp/inokichisan/inokichisan23.pdf

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【2】トピックス

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●「東京諸島アンテナショップ」2月16日(水)から!

東京都商工会連合会様から弊社が受託している島嶼支援事業、「東京諸島アンテナショップ」の運営日時が正式に決まりました。毎回好評いただいている企画で、4回目になりますが、今回も盛りだくさんの企画内容になっています。
東京諸島アンテナショップの目的は、コロナ禍で来島者が激減している東京諸島11島の物産品・島酒などの販路を拡大し、島の小規模事業者様の支援をすることです。

開催期間:2月16日(水)~3月15日(火)10時~21時 無休
開催場所:モリタウン(昭島市)東館1階「空の道」
https://www.moritown.com/floorguide/

 

今回は、大型商業施設「モリタウン」内の特別催事会場での開催となり、島の物産(塩辛、くさや、明日葉など)の他、島酒の販売、イベントも充実。島酒の販売は従来1週間のみの期間限定販売でしたが、今回より全期間販売が可能となりました。島でしか、手に入らないものがたくさん。
また、「三宅島のハーバリウム」のクラフト体験会もあり、島に行かなくても、プチ島体験ができます。
その他、島へのペア航空券が当たるお楽しみ抽選会や景品が当たる輪投げゲームコーナーもあります。満喫できること、間違いありません! ご来店をお待ちしております。

● 跨線橋(こせんきょう)の記録と記憶を伝える本づくりのために写真や資料を集めています

前回お伝えした、“跨線橋が写っている新旧の写真や跨線橋に関する資料提供”のお願いをwebサイトに掲載しました。資料提供やお知り合いの方への周知などご協力をいただけると幸いです。

跨線橋の記録と記憶を伝える本づくりのために写真や資料を集めています
https://www.bun-shin.co.jp/20211228-2/

 

●「日本自費出版文化賞」に応募してみませんか

日本自費出版文化賞は、自費出版に光を当て、著者の功績を讃え、かつ自費出版に再評価、活性化を促進しようとするものです。3月31日までに自費出版をされた方は、ぜひ応募されてみてはいかがでしょうか。今年の応募締め切りは3月31日までです。
詳しくはこちらをご覧ください。
(日本自費出版ネットワークホームページ)
https://www.jsjapan.net/pages/award

<選考委員>
鎌田 慧 委員長(ルポライター)(1~20回まで歴史家の色川大吉氏)
中山千夏(作家)
秋林哲也(編集者)
佐藤和夫(哲学思想研究者・千葉大学名誉教授)
藤野健一(編集者)
小池一子(クリエイティブ・ディレクター)
成田龍一(歴史家・日本女子大学名誉教授)

主催/一般社団法人日本グラフィックサービス工業会
主管/NPO法人日本自費出版ネットワーク

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TEL:0422-60-2211 / FAX:0422-60-2200
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