お世話になっている皆さま、名刺交換していただいた皆さまへ
(配信ご希望・停止は、hon@kotokotosya.jp まで)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
残暑見舞い申し上げます。
ドジャース球場で生の大谷翔平を観たいと思い、まだ足腰が動く今しかないと(僅かな貴重な老後資金からごそっと抜き出し)7月20日~24日にロサンゼルスに行ってきました。同行した3人は三鷹商工会の異業種交流の仲間で、機中泊を入れて4泊5日で3試合観戦するという正にベースボールを観に行くだけの旅行となりました。
19年ぶりの米国は驚く事ばかりで、試合の合間に行ったサンタモニカビーチに行くのに、タクシーより配車サービスのUberが便利というので使用したり、車を降りて信号待ちをしていたら、アンテナを立てた50cmほどの箱が大きな虫みたいにちょろちょろと信号待ちしていて、「何だ!これは」と思っていたら無線で目的地まで荷物を運ぶコンテナボックスとのこと。そして海岸に向かう有名なルート66の終点となる桟橋をぶらぶらしていたら、日本の縁日に登場するような小さな屋台が並んでいて、可愛い土産を購入しようとしたら、ここでもカード決済で驚きました。結局、少ないながらも持参した現金はベッドメーキングのチップ計3ドルだけでした。
肝心の試合は大谷の特大30号を目撃して超幸運でした。MLB最大収容人数56,000人を誇る球場は素晴らしく、特に外野から見る球場は客席がそそり立って美しく感動的でした。球場内は毎試合ジャズライブや人気選手とのビデオ合成サービスなどがあり、米国の球場が「ボールパーク」と呼ばれる由縁を感じました。大谷効果はすさまじく、球団ショップは大谷製品があちらこちらに置いてあり、正に飛ぶように売れていますがメインの大谷ユニフォームは円安で35,000円といういい値段でした。
健康でいられる時間が残り少ないと思うので、「やりたいことを躊躇せずにやりたい」と強く思うようになり、永年染みついたしがらみを取り除きながらの行動は、思った以上に爽快で、思った以上に疲れることを思い知らされていますが、ここまできたら行くところまで行きたいようです。(K)
(NPO法人日本自費出版ネットワークメルマガより転載)
————————————————————
————————————————————
————————————————————
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この8月で戦後79年を迎えた。当社も1975年(昭和50年)頃から戦争体験記の出版のお手伝いをしてきた。しかし依頼は徐々に減り2005年(平成17年)を境に依頼はなくなった。戦地で戦った方の高齢化である。当社がお手伝いした戦争体験記には共通していることがある。「もう二度と戦争をしてはいけない」という著者のメッセージである。
その言葉を「まえがき」や「あとがき」から紹介する。
代々続く埼玉県の元特定郵便局長の方は郵便局や地元の変遷を記した2冊を出版した後、もう一冊出したいと言ってきた。「85歳になり、これだけは残したい」と言われたのが、自身の戦争体験記であった。「序文」に「無謀なる太平洋戦争により、数多(あまた)尊い人命が失われ、国土・文化・自然等も廃墟灰燼に帰した。戦争とは如何に愚かなものであるかを、国民は痛切に体験させられた。しかし、戦前・戦中は、国民の99%が時の指導者により、いわゆる聖戦の貫徹に固まってしまったのも偽らざる事実である」と記されている。
同じく大正生まれの80歳の方だが、『大正生まれのおじいちゃんから、孫たちへ。』という本を出した。「はじめに」に「現在では核家族化が進み、せわしない世の中になったこともあって、話し合いの場が本当に少なくなってしまいました。そこでおじいちゃんは君達に、昔の暮らしの中で嬉しかったこと、悲しかったこと、そして祖先のことなどを記し、特に既に五十余年も過ぎ去ってしまったことだが、あの大東亜戦争がどうして起きてしまったのか、そして負けてしまったのか、いろいろ思い出の中から話してみたいと思います」と記されている。そして「あとがき」に、「私の生い立ちから青春時代までの二十有余年を、歴史的背景を紐ほどきながら、孫たちの為にと解りやすく記してみましたが、たまたま時代は戦乱の渦の中、結果的には戦争の記述とその思い出話になってしまいました。戦後早や五十五年を過ぎ、記憶も薄れ正確には伝えられませんでしたが、この平成の平和な時代にこそ、先人たちの尊い犠牲を思い、戦争が如何に悲惨だったか、愚かなものだったかを顧みて、平和こそ尊いものだということを、改めて感じ取ってもらいたいと思います」
と記されている。
やはり大正生まれの俳人だが、句集の「あとがき」で「この句集は、敗戦に至る、私の体験句日記である。書きとめられた、約千五百句の裡(うち)から、三百余句を抜いて一冊にまとめた。戦争の空しさ、怖ろしさを、いささかなりとも、汲みとって貰えれば、それで佳しとして、敢えて三十七年間、胸底に眠りつづけてきたものを、引きずり出したのである。戦争反対を、はっきり提言しておきたいからに他ならない。そして、今が、その時機である」と41年前、1983年(昭和58年)の句集だが、今もまた「その時機である」と思う。(川井信良)
————————————————————-
————————————————————-
2024年版日めくりカレンダーが大好評につき2025年版もつくりました! 9月上旬販売開始、ただいま準備中です。
キン・シオタニさんのXでも紹介中です。
https://x.com/kinshio/status/1825452764635468063
————————————————————-
【3】イベント情報
————————————————————-
9月のマルシェ「暑い時こそカレーと冷たいスイーツ」
日時:2024年9月7日(土) 11時~15時
場所:東京都西東京市ひばりが丘
東けやき公園・西けやき公園、ひばりテラス118
詳細:https://www.instagram.com/niwamarche/
https://machiniwa-hibari.org/
詳細は次号でご案内いたします。
https://kichijoji-collection.com/
————————————————————-
————————————————————-
著者:あんざいまさなり様/発売:ぶんしん出版/四六判/264頁/ハードカバー/価格:1650円(税込)
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
アカウントをお持ちの方は「いいね」や「フォロー」お待ちしております
・ブログ(ことこと長屋):http://blog.livedoor.jp/kotokoto_sya/
・Facebook:https://www.facebook.com/kotokotosya/
・X:https://twitter.com/kotokotosya
・note:https://note.com/bunshin_kawai/
・https://kotokotosya.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■発行元
株式会社 文伸/ぶんしん出版/自費出版専門工房「ことこと舎」
出版事業部
〒181-0012 東京都三鷹市上連雀1-12-17
TEL:0422-60-2211 / FAX:0422-60-2200
▼メールアドレスの変更・配信停止・ご意見・ご感想・お問い合わせ
E-mail:hon@kotokotosya.jp
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
株式会社 文伸 https://www.bun-shin.co.jp/
ことこと舎 https://kotokotosya.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼バックナンバー
Vol.1 2021/6/15、Vol.2 2021/7/13、Vol.3 2021/8/17、Vol.4 2021/9/13、Vol.5 2021/10/15、Vol.6 2021/11/16、Vol.7 2021/12/15、Vol.8 2022/1/14、Vol.9 2022/2/15、Vol.10 2022/3/16、Vol.11 2022/4/15、Vol.12 2022/5/16、Vol.13 2022/6/15、Vol.14 2022/7/15、Vol.15 2022/8/26、Vol.16 2022/9/26、Vol.17 2022/10/14、Vol.18 2022/11/18、Vol.19 2022/12/15、Vol.20 2023/1/13、Vol.21 2023/2/16、Vol.22 2023/3/17、Vol.23 2023/4/14、Vol.24 2023/5/17、Vol.25 2023/6/15、Vol.26 2023/8/3、Vol.27 2023/8/16、Vol.28 2023/9/21、Vol.29 2023/10/23、Vol.30 2023/11/16、Vol.31 2023/12/19、Vol.32 2024/1/16、Vol.33 2024/2/19、Vol.34 2024/3/14、Vol.35 2024/4/17、Vol.36 2024/5/16、Vol.37 2024/6/13、Vol.38 2024/7/11