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「こんな変わり者の生き方もある!」と赤裸々に。
誰かの人生の潤滑油になればと、筆を進めました。
著者の遠藤智義氏は47歳で脱サラし、最後の挑戦として「株式会社サーモ理工」設立へと進んでいった。以来、小規模企業の代表者として事業を継続させ、独自の熱技術を駆使した熱処理装置の開発に成功、10年の年月をかけて特許権を取得する。
この製品はパソコン等の電子回路に使用される電子材料の創成研究等に運用されている。製品の納入先は日本全国の大学、研究所、民間研究部門、欧州(4カ国)、米国、台湾、中国など世界の研究機関となる。現在、遠藤氏は86歳。いまだ現役で「株式会社サーモ理工」の社長業を務める。
本書は、そんな遠藤氏の人生を一冊にまとめた自分史。
第1章は「仕事編Ⅰ」。幼少期のから独立までの仕事遍歴など。第2章は「社会勉強編」。主に特許取得の経緯など。第3章は「仕事編Ⅱ」。協同組合三鷹ハイテクセンター入居以降の、会社成長期の出来事をまとめた。第4章は「健康編」。2回の癌、肺炎等7回の入退歴の詳細と、その経験を経て得た独自の健康法。第5章は「人命救助編」。水難事故の経験のリアルを紹介。第6章「家族・友人編」は最後の章。ご両親の金婚式の写真や家系図などに加えて、英語修得に挑戦していることや“100歳現役!”の表明なども書き記す。さらに、巻末には研究論文集も掲載されている。
日本全国の企業数450万社の内小規模企業は366万社の87%で、この中には大手企業が保有してない優れた技術、物作りの得意な会社も多い。製作された製品、部品、加工材料等は大手、中堅企業の高付加価値新製品の一部としても活用され日本全国の市場に出荷されている。小規模企業は日本全国の産業の心臓部を担っているとも言える。
著者の遠藤氏が代表者を務める、株式会社サーモ理工が独自の熱技術を活用し開発した赤外線熱処理装置は日本全国の研究開発部門、海外にも納入され、先進電子材料の創成研究等に応用されており、日本の基礎研究、産業の発展に寄与していると言える。本書は、大手、中規模、小規模企業の役員・研究者、新事業設立を計画している方にも必読の「ビジネス自分史」と言える。
著者:遠藤 智義様
86才!元気バリバリ現役社長!多くの方々から感想が寄せられました。
「元気をもらった」「吸い込まれる様に一気に読んだ」「理科系子供の指針になる」「特許取得のため大企業との論争の勝利」「86年間の歩みがストレートに伝わってくる素晴らしい著書」「86才でも第一線で活躍されている熱技術者の志と誇りに敬意を表します」等々。
自分史の作成は、自分の歩んだ道の記述と共に人生の整理整頓の機会でもありました。寄せられた感想文は現在の到達点へ励ましの言葉でもあると思います。同時に今後私の目指す生き方・100才現役の指針にもなりました。新ビジネスの設立を目指す方々、定年退職後の新たな生き方を探索する方々等の参考になりましたら幸いです。
今回の自分史作成では担当の編集者さんには、文章の記述、構成、編集等で適切なアドバイスをいただくなど、大変お世話になりました。有難うございました。