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なかよし姉弟の「りら」と「りゅうすけ」。おかあさんはオーケストラのバイオリニスト、おとうさんはいません。オーケストラの演奏会に、はじめて子どもだけで行くことになった二人。ドキドキしながら待っていると、舞台上ですばらしい演奏がはじまりました。
あれ? おかあさんだけ、なんだかぱっとしません。ほかの人はドレスを着ているのに、おかあさんだけ、目立たない黒いスーツだったのです。
貯金をはたいて、なんとかしてドレスを買おうとする二人が出会ったのは、奇妙なお店の、不思議な力をもつおばあさん。
「自分たちの もっているもの ぜんぶ わたしても ほしいものが あるというのは、たいへんなことだよ」と、おばあさん。
りらとりゅうすけは、おかあさんにドレスをプレゼントすることができたのでしょうか?
ゆめのような思いがけないしあわせって、どんなしあわせ?
60年以上にわたって童話と詩をつくりつづけている著者による創作童話。
大好きな人をよろこばせたい強い思いは、きっと叶う。
子どもがいだく一途なやさしい気持ちが伝わる物語です。
2色刷りの印刷が、温かい物語の世界を感じさせます。


著者 垣内 磯子(かきうち いそこ)
東京都出身。早稲田大学文学部仏文科卒業。詩人としてデビューし、絵本・童話作家、翻訳家として活躍。
小野梓記念賞、サンリオ「詩とメルヘン賞」などを受賞。
著書に『ふしぎな よるの おんがくかい』『びんのなかのともだち』『ながいおるすばん』『とけいのくにのじゅうじゅうタイム』など多数。
ユニコーンのガストンを主役にしたフランス語の絵本『おこりたくなったら やってみて』『かっても まけても いいんだよ』などを翻訳、累計50万部を超えるヒットシリーズに。
絵 早川 純子(はやかわ じゅんこ)
ひっくりかえる版画の世界を探索しに、1970年東京に生まれる。
絵本に『まよなかさん』(ゴブリン書房)、『はやくちこぶた』(瑞雲舎)、『こんとごん』(福音館書店)、『とけいのくにのじゅうじゅうタイム』(あかね書房)など多数。
挿絵に『みんなの家出』(福音館書店)、『もしかしてぼくは』(鈴木出版)、『夕焼けの国へようこそ』(フレーベル館)などがある。