メールマガジン『ぶんしん出版+ことこと舎便り』Vol.4 2021/9/10
日付:2021.09.13

お世話になっている皆さま、名刺交換していただいた皆さまへ
(配信停止は、hon@kotokotosya.jpまで)

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ぶんしん出版+ことこと舎便りVol.4 2021/9/10

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東京のコロナ感染者数が減ってきましたが、とどめを刺すため、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が9月30日まで延長されました。これで収束に向かうことになればいいのですが、油断は禁物ですね。さて、ぶんしん出版+ことこと舎便りも「3号新聞」にならないよう4号を出しました。お時間があるときさらっと目を通していただければうれしく思います。

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▼目次
【1】コラム
井の頭公園の散歩(4)
自転車天国
【2】トピックス
第24回日本自費出版文化賞受賞作品が決定
【3】イベント情報
【4】主な新刊情報

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【1】コラム

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●井の頭公園の散歩(4) 御殿山の雑木林は私にとっては奇跡の森
松本訓導殉難の碑の周辺は、御殿山と呼ばれ、昔ながらの雑木林が残る静かな場所である。
私ごとであるが、私にとっては奇跡の森なのである。今から16年前、2005年10月初め、ステージ4期Bという末期中咽頭癌の1回目の治療を終えて退院した私は、退院したら木々がそよぐ中に身を置きたいという願いを叶えるべく、女房の肩を借りてこの場所に来た。そこは、高木が円形状に並び、仰ぎ見ると小枝が風に揺られている。その高木の先の空を見ていた時だった、突然キラキラと細かい金箔のようなものがシャワーのように降りそそいできた。一瞬の出来事だった。自然に涙があふれ、「生きたい」と思った。
その後、2回目の治療を行う前に、原発部分と転移した舌や両リンパ節など全ての癌が奇跡的に消えたことを知らされた。井の頭公園に助けられた2番目の場所となった。(川井信良)

 

●自転車天国
多摩・武蔵野の地に移り住み感動したのは、快適な自転車環境であること。基本、平地なのです(一部、ハケといわれる国分寺崖線周辺は坂アリ)。私の実家は三浦半島なのでどこも高低差があり、行き天国、帰り地獄的なことも多く……びっくり。
お気に入りのサイクリングコースは浄水場のサイクリングロード、玉川上水沿、野川公園内など。緑のこぼれ日の下、風をきってチャリチャリと公園や川沿いを進むだけで、心の元気を取り戻せるような。さらに緑や水を愛するこの地域の意識の高さにも誇らしく思ったり。 そうそう文伸はチャリ通勤がとっても多い。以前は都心への電車通勤がビジネスマンっぽいと思ったけれど、今の感覚では自転車通勤ができるのが文伸の魅力の一つ、SDGs? おしゃれ~かも、ともね。(稲冨能恵)

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【2】トピックス 第24回日本自費出版文化賞受賞作品が決定

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 大賞は『あの戦争さえなかったら 62人の中国残留孤児たち』上下(藤沼敏子著、津成書院)、前選考委員長の色川大吉氏に特別功労賞

第24回日本自費出版文化賞(主催:一般社団法人日本グラフィックサービス工業会、主管:NPO法人日本自費出版ネットワーク、後援:朝日新聞社など)の受賞作品発表会が9月8日開催され、大賞ほか部門賞、特別賞が紹介された。

大賞は、『あの戦争さえなかったら 62人の中国残留孤児たち』上下巻で、著者は藤沼敏子氏。選考委員長の鎌田慧氏は、「異国に残された幼児たちの物語は涙なくして聞くことはできない。それも62人の人生。満州への出発、開拓団の生活、敗戦と逃避行、家族の死、難民収容所、結婚、文化大革命、帰国、帰国後の生活。いままでも「残留孤児」の手記はそれなりに出版されたが、藤沼さんの作品は圧倒的な存在感として、巨峰のように立っている」と評した。
なお、前日の9月7日に亡くなった歴史家の色川大吉氏に特別功労賞が贈られた。色川氏は第1回日本自費出版文化賞から20年に亘り選考委員長として自費出版文化を支え、現在の文化賞の基礎を築いた。今回、亡くなる前にお伝えできなかったことが悔やまれた。(川井信良)

 

NPO法人日本自費出版ネットワーク
https://www.jsjapan.net/

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【3】イベント情報

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●井の頭公園の写真展と絵本原画展を地元のギャラリーで!
「懐かしの井の頭公園 ― 井の頭公園100年写真展 + いのきちさん表紙原画展」

三鷹のしろがねギャラリーがリニューアル。広くてきれいなギャラリーで、井の頭公園100年の歴史を振り返る写真パネル展と、瀬能幸子さん作の「いのきちさん」の表紙原画を展示します。

【プレスリリース】https://www.bun-shin.co.jp/20210902-2/
【場所】東京都三鷹市下連雀3-29-1 しろがねギャラリー(JR三鷹駅南口 徒歩5分 しろがね通り沿い)
【会期】2021年9月10日(金)~9月15日(水)11:00~19:00(9月15日は16:00まで)

 

●住宅展示場で気軽に自費出版のご相談を
「自分史を形にする! 本づくり個別相談会」

武蔵野市西久保にある住宅展示場(武蔵野市中央郵便局隣り)で、本づくり個別相談会を開催します!
コロナ禍の中、ご自身やご家族の歩みを振り返り、本としてまとめてみたいという方のご相談が増えてきています。
出版社を訪ねるのは躊躇してしまう……という方も、気軽な雰囲気でお話しできるこうしたイベントの機会をぜひご活用ください。
自分史(自叙伝)以外の本づくりのご相談でも構いません!
お待ちしております。

【プレスリリース】https://www.bun-shin.co.jp/20210903-2/
【場所】東京都武蔵野市西久保3-1-25 武蔵野ハウジング・スクウェア センターハウス
【日時】2021年9月24日(金)11:00~各回1家族様 1時間

 

●『張栩の捨て石詰碁』上下巻の発売を記念した日本棋院のオンライン特別講座
「張栩と楽しむ詰碁の時間」

ぶんしん出版『いごってなあに?』の著者小林泉美七段、監修いただいた張栩九段、囲碁界のレジェンドご夫妻による日本棋院のZoomオンライン囲碁講座をご紹介します!
【講師】張栩九段 【聞き手】小林泉美七段
【日本棋院HP】https://www.nihonkiin.or.jp/event/area/online/post_1146.html
【日時】2021年9月25日(土) 14:00~15:30(全1回)
対象は、初心者(囲碁のルールがお分かりになる方)~有段者

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【4】主な新刊情報

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●画集『梅澤永見 絵画作品集』著者:梅澤永見/サイズ:A4/頁数:P108

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