メールマガジン『ぶんしん出版+ことこと舎便り』Vol.7 2021/12/15
日付:2021.12.15

お世話になっている皆さま、名刺交換していただいた皆さまへ
(配信停止は、hon@kotokotosya.jpまで)

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ぶんしん出版+ことこと舎便りVol.7 2021/12/15

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新型コロナウイルスはしぶといですね。新たな変異ウイルス、オミクロン株が登場しました。日本では、感染者数がやっと下火になってきたところに冷や水を浴びせられた感じです。来年こそは、終息に向かって欲しいですね。新薬を研究している方々よろしくお願いいたします。

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▼目次

【1】コラム
●井の頭公園の散歩(7)
●迷子のインコをさがしています
●回し読みの楽しみ
【2】トピックス
●「跨線橋の記録と記憶を伝える本づくり」プロジェクト開始

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【1】コラム

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●井の頭公園の散歩(7)井の頭弁財天周辺は江戸の香りがする

江戸時代に井の頭が人気スポットになったのは、風光明媚はもちろんだが、井の頭池が神田上水の水源であることと、その水源を守る井の頭弁財天があったからだ。
弁財天は水の神様であり、芸術や学問の全般の神様であり、「農業や穀物の神様である宇賀神と集合して五穀豊穣の神様」でもあり、財産を授ける神様である(天台宗 井の頭弁財天HP)という実に多方面にわたる神様なのだ。そのため、江戸時代に建立された灯篭や道しるべなどには、御利益をあずかりたい方々や感謝のしるしとして、寄進者の名が残されている。
井の頭弁財天の参道入口の黒門にある道しるべには歌舞伎役者や芝居小屋の名があり、弁天堂に下る階段手前の灯篭には江戸紫の関係者の名がある。武蔵野周辺に紫草が多く栽培されていたことと神田川の水を使っていることへの感謝なのでしょう。ということでこの灯篭は『紫灯篭』と呼ばれている。
階段(両国講中寄進)を降りると、弁財天入口前に大きく日本橋と彫られた灯篭が出迎えるが、この灯篭には日本橋の大店の店主の名が並ぶ。今も存続している鰹節問屋「にんべん」の伊勢屋伊兵衛の名もある。弁天堂手前の石橋は、湯屋講中の寄進なので、お風呂屋さんの組合からの寄付となる。
というわけで、井の頭弁財天とその周辺は、江戸の香りがする場所になっている。井の頭池は東京都の管理だが、池の中に突き出た井の頭弁財天は別当寺(管理する寺)の大盛寺の所有。なお、弁天堂は2022年(令和4年)の2月までの屋根の補修工事で、その間蚊帳の中に入っている状態になっている。(川井信良)

 

●迷子のインコをさがしています

この場を借りて、皆様にお願いを申し上げます。
先日、自宅(東京の三鷹)で飼っていた小鳥を、不注意で逃がしてしまいました。
緑色の「サザナミインコ」という種類なのですが、一般的に半径5キロくらいは飛ぶそうです。見かけた方は、ご一報いただけませんでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。

自分の意思で逃げたというよりは、ただ空いているドアがあったから飛んでいっただけで、知らない世界に出たとたんパニックになって、さらに遠くに行ってしまったようです。
インコにとっては望んでいない状況なので、申し訳ないと思っています。
妻も、チラシのデザインから印刷、町内会の掲示板への依頼やポスティングの手配まで、大奮闘。空を見上げながら歩く日々です。(宮川和久)

 

●回し読みの楽しみ

もうずっと長いこと回し読みをする機会もなくすごしてきましたが、ひょんなことから、出版メンバーでコミックの回し読みをしていて、なんだかくすぐったい感じです。
ちょうど京都にお住まいのお客様の本づくりをお手伝いしていた時、SNSの広告に『おこしやす、ちとせちゃん』(夏目靫子著、講談社)という京都に住む皇帝ペンギンのヒナが主人公のコミックが。もともと私はペンギン大好き。しかも京都のことがわかるかも! ということで早速購入しました。
“かわいくておもしろいので誰かに伝えたい! コミックの中に出てくる京都のことも聞きたい!”ということで、出版メンバーにも読んでもらうことに。主人公のちとせちゃんの愛らしさや京都の情報など、同じ本を読んで共有できるメンバーがいる出版事業部は、素敵な職場です。
そういえば、まだ何冊か戻ってきていません。そして何冊貸しているかも覚えておらず……不意に戻ってきた時の“これ貸してましたっけ?”という新鮮な気持ちも回し読みの醍醐味なので、静かに待っていることにします。(船木さとこ)

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【2】トピックス

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●「跨線橋の記録と記憶を伝える本づくり」プロジェクト開始

三鷹駅近くにある跨線橋(こせんきょう)の撤去が決まりました。子供たちや鉄道マニアに人気の場所でありますが、太宰治が好んだ場所としても知られ、文化的な価値も高い場所です。
撤去が決まったことはとても残念ですが、私たちにできることをしたいと考えています。跨線橋の記録と記憶を伝える冊子づくりです。新旧の写真や残すべき資料、跨線橋の思い出など、跨線橋の全てを伝える本を考えています。
今月から文伸のサイトに、跨線橋が写っている新旧の写真や跨線橋に関する資料提供のお願いを掲載いたします。
また文伸およびことこと舎のSNSでも特設アカウントをつくります。どうぞご協力よろしくお願いいたします。#跨線橋の思い出 をよろしくお願いいたします。

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