お世話になっている皆さま、名刺交換していただいた皆さまへ
(配信停止は、hon@kotokotosya.jpまで)
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お元気ですか。それにしてもいつになったら酷暑が終わるのでしょうね。夏バテになっている方も多いいのではないでしょうか。しかしながらやはり9月です、本のわずかですが朝晩が過ごしやすくなってきました。結局「寒さ暑さも彼岸まで」の慣用句どおりにしてあげようとする地球さんから「何とか夏から秋に無理くりしました」とゼーゼーハーハー状態の声を聴くのでしょうかね。(川井信良)
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今号も道草をします。今回は謄写版印刷(ガリ版)の話です。
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当社の創立60周年記念誌がもう少しで完成します。その挨拶文をガリ版で印刷することになりました。創立当時を偲ぶという趣向です。「面白いアイデアだ」と思ったのですが、すでに当社には道具はありません。そこで、以前ガリ版機材を販売していた昭和謄写堂(現・ショーワ)さんに聞いてみますと、ここでも全部は揃わないことが分かりました。そこで、ガリ版文化に詳しい滋賀県彦根のサンライズ出版の岩根順子さんに相談したところ、滋賀東近江の「ガリ版伝承館」を紹介してくれました。岩根さんの会社もガリ版から始まったところで、父親の岩根豊秀さんはガリ版をアートの世界まで高めた一人です。
ガリ版伝承館のサイトを開くと、東近江市立として市がしっかり管理していました。展示だけでなく体験コーナーもあり、その運営を担っているのが「新ガリ版ネットワーク」。ガリ版講習会やガリ版機材の販売、道具一式レンタルなど、幅広く伝承活動を支えている団体です。早速担当者にメールでレンタルをお願いしようとしたら、なんと下の名前が「文伸」さんでした。驚きました。送られた方もうちの社名を見て驚いたわけです。さて、そんなご縁もあり50年ぶりの「ガリ切り」(鉄のヤスリの上にのせたロウ原紙に鉄筆でガリガリと筆耕する)の挑戦ですが、どんなことになるのでしょう、楽しみです。
ところで、このガリ版伝承館は、日本で初めて謄写版印刷機を作り発展させた堀井新治郎の本家を改修したところにあります。ガリ版(孔版)の発明はエジソンでその特許を取得しました。そしてその特許をもとに実用化したのがアメリカシカゴのA/Bディック社(この名前が出てきて驚きました、いつか触れます)で、堀井新治郎はその製品を日本に持ち込み、「謄写版」という名で製造販売したそうです(Wikipediaを参考)。
日本の謄写版印刷の強みは、和紙の存在でした。薄く丈夫な和紙に蝋(ロウ)を引いたロウ原紙は国外からも高い評価を得た(大東化工神山公一会長談)のです。(つづく)(川井信良)
新ガリ版ネットワーク https://gamo-gariban.com/
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「日本自費出版文化賞」は、自費出版ホームページによる自費出版データの蓄積・公開活動と連動しながら、自費出版に光を当て、著者の功績を讃え、かつ自費出版に再評価、活性化を促進しようとするものです。9月6日(水)に、大賞1点、部門賞7点、特別賞7点(協賛各社賞など)が選出、入選56点も正式に決まりました。ことこと舎では、昨年に続き2作品入選しました。
<研究・評論部門>『増補 彫刻と工芸の七十年 畑正吉』畑正夫様、畑文夫様 著
<グラフィック部門>『モンチッチの生まれたまち新小岩 モンチッチパパの銅像づくり』関口晃市様 監修
https://kotokotosya.jp/news/20230912/
NPO法人日本自費出版ネットワーク 第26回日本自費出版文化賞
https://jsjapan.net/pages/award_history2023
昨年、改訂版を発行し早くも重版となりました。
井の頭公園で観察することのできる生きものから約200種を収録。公園散策のお供に、あるいは、お子さんの「あの鳥の名前は?」「この蝶々の名前は?」に答える参考書として、ぜひお手元に。10月2日から、近隣書店様・文伸店頭・amazon・ぶんしん出版BASEショップでご購入いただけます。ただ今予約受付中!
ぶんしん出版BASEショップ
https://bunshin.base.shop/items/59901100
amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4893902032/
2023年版日めくりカレンダー大好評につき2024年版もつくりました! キン・シオタニが提案する365+1の絵と文章
ぶんしん出版BASEショップで予約受付中、10月2日からの発送です。価格は、3,190円(税込)
ぶんしん出版BASEショップ
https://bunshin.base.shop/items/78343290
キン・シオタニさんnote
https://note.com/kinshio/n/nf3915c99db95
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先行発売を記念して、日めくりカレンダーの原画366点を展示販売。2024年は閏年。366枚の原画を間近で見られるのはここだけです。
日時:2023年9月20日(水)~10月2日(月)※最終日10月2日(月)は、午後6時閉場
場所:西武池袋本店2階(中央B7) アート カプセル+
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001590.000031382.html
★1日店長とトークショー
キン・シオタニさんが一日店長として来店。トークショーのあと、ご本人が直接お客さまに販売します。
日時:2023年10月1日(日)
トークショー時間:午後1時~2時
お待ちしております。
日時:9月30日(土)11時30分~15時
場所:三鷹中央防災公園・元気創造プラザ(東広場)
詳細:https://hanakyokai.or.jp/news/8581/
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●『第2のふるさと 武蔵野のエコランドスケープ』著者:田畑 貞壽様/サイズ:四六判/頁数:98頁/ソフトカバー小口折り製本
●『わたしのコロナ日記』著者:村杉 幸子様/サイズ:A5判/頁数:266頁/ソフトカバー小口折り製本
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