ぶんしん出版+ことこと舎便り Vol.32 2024/1/16
日付:2024.01.17

お世話になっている皆さま、名刺交換していただいた皆さまへ
(配信希望・停止は、hon@kotokotosya.jp まで)

 
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ぶんしん出版+ことこと舎便り Vol.32 2024/1/16

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 新しい年を迎えました。昨年中のご愛読ありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。
 さて、元日早々の能登半島地震、翌日の羽田空港での飛行機事故と驚く年明けとなりました。お亡くなりになられた方々には謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災されている方々が一刻も早く元の生活に戻られるよう公的支援等が迅速に行われることを祈念しております。ただ助かったと思うこともありました。1975年(昭和50年)に浮上した珠洲市の原子力発電所計画が凍結されて建設されていなかったことです。報道で見た半島の断層図を確認しますと、素人目でもここは適さないと思いました。さて、ということで何が起こるか分からない世の中ですが、健康でいい一年を過ごしましょう。(川井信良)

 
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▼目次

【1】コラム

 ● 道草(9)

【2】トピックス

 ●『文学する中央線沿線』が『AERA』で紹介されました!

【3】イベント情報

 ● 神沢利子さんおめでとう100歳展「北と星といのちと~同じうたをうたい続けて~」
 ● 「三鷹跨線橋の記憶と記録を残そうイベント」

 
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【1】コラム

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●道草(9)「ミニコミ新聞にハマルの巻」(その3)

 

 今から44年前「わが町三鷹を平和でおもしろい町に」をキャッチフレーズに創刊された『みたかきいたか』は1979年(昭和54年)11月20日に0号、80年(昭和55年)2月20日に1号が発行された。A4判8頁のタイプ活字と手書きが混ざったミニコミであった。実は編集スタッフの中で、活字でないと駄目だという活字派と手書きの自由さは捨てがたいという手書き派に別れてしまい、結局混在した状態で船出をした。結局活字派は、なんでもありの編集方針に嫌気がさしたのか1号が発行された時点で姿を見せなくなった。そんなわけで、その後はすべて手書きとなった。手書きの自由さは、見出しや最終面の情報コーナーでその威力を発揮した。そして何よりも私たちが楽しんでいることや息遣いを伝えられたと思っている。
 主な紙面構成はだいたい次のようになった。表紙は金子静江さんとそのお弟子さんの三鷹に因んだ切り絵とその周りに「三鷹の歳時記」などが掲載された。2面に読者投稿コーナーの「真実(まこと)八百」や連載コラム。3面は創刊以来のシリーズ「みたかの顔」。有名無名の75人が登場した。4・5・6面は特集。7面はニュース性のある記事とコラム。8面はいろいろ情報コーナーや突撃的「みたか的美人」というのが大体の紙面構成となった。
 40年前に発行された『みたかきいたか』を見ると、数多くの市民が登場し、手前みそだが、その頃の三鷹がいきいきと興味深く伝わってくる。私が特集を担当したのは第3号(1980年〈昭和55年〉5月5日発行)、「春は曙(あけぼの)桜も曙(あけぼの)上連雀5丁目曙さくら祭」という見出しで三鷹市上連雀5丁目の桜並木で行われていた「曙さくら祭」を取材した。驚きました。道路を占有してのご近所総出の大宴会。まず目に飛び込んできたのはおじさんとおばさんのチークダンス「昼間の道路の真ん中でいいのかよ」と思った。そのダンスの演奏はひな壇に並んだ三味線、琴、太鼓の合奏団。その曲目は『曙さくらまつり音頭』。この音頭を作詞作曲したのが地元の銭湯「亀の湯」の主人、山岡修一さん(当時61歳)。なんと住民総出の手作りさくら祭であった。そもそもこのさくら祭はなぜ行われたのか、このストーリーがすごい。(川井信良)
次号に続く。

 
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【2】トピックス

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●『文学する中央線沿線』が『AERA』で紹介されました!

 『AERA』2024.1/1-8合併号の記事「年末年始に読みたいご当地本」で、東京の本として、矢野勝巳著『文学する中央線沿線~小説に描かれたまちを歩く~』(ぶんしん出版)をピックアップしていただきました。紙面には地方・小出版流通センターの社長、川上さんのコメントも掲載されています!
 
 AERA dot.【年末年始に読みたいご当地本】北海道「ヒグマ」、岩手「大谷翔平」、長崎「キリシタン」…地方出版社ならではの一冊
 https://dot.asahi.com/articles/-/209990?page=3
 
 『文学する中央線沿線』https://bunshin.base.shop/items/72316245

 
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【3】イベント情報

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● 神沢利子さんおめでとう100歳展「北と星といのちと~同じうたをうたい続けて~」

 三鷹市在住の児童文学作家・神沢利子さんが100歳を迎えることを記念する展覧会が開催されます。
 
 開催期間:令和6年1月18日(木)~2月4日(日)
 会場:三鷹市芸術文化センター
 詳細:https://www.city.mitaka.lg.jp/c_event/106/106188.html

 

● 「三鷹跨線橋の記憶と記録を残そうイベント」

 今回は写真撮影会を行います。跨線橋の思い出を記録に残しませんか? ご予約お待ちしております。
 【当日撮影したお写真は、今秋発行に向けて準備中の「三鷹跨線橋の記憶と記録を残そうプロジェクト」記念書籍に掲載予定です】
 
 日時:2024年1月20日(土)11:00~16:00 ※雨天中止
 会場:三鷹跨線橋南側前の空き地
 撮影会の予約:https://select-type.com/rsv/?id=ykzRdr3mSP8
 詳細:https://www.facebook.com/bunshin.tokyo/posts/pfbid02weg6bDQcjrrumSxPbo1YCsRjNdZe8yNxsu9tsx71guTgYfi8MZeTomcpfRh3B3Mnl

 

*「三鷹跨線橋の記憶と記録を残そうプロジェクト」とは、2023年12月に解体が始まった三鷹跨線橋の記憶と記録を残す活動です。
 今秋には三鷹跨線橋の記念書籍の発行を予定しています。
 取材の一部は、公式note上で記事を公開していますので、是非、ご覧ください。
 note:https://note.com/mitaka_kosenkyo

 
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【4】主な新刊情報

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●『養護教諭のためのヘルシースクールハンドブック ─これからの養護教諭に必要なこと─』

 編著:亀崎路子様/サイズ:A5規格/頁数:222ページ/小口折製本/発行日:2024年1月15日/発行:杏林大学保健学部教職課程運営委員会様
 
 amazonで販売中 https://www.amazon.co.jp/dp/4893902083/

 
 
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▼跨線橋の記録と記憶を伝える本づくりのために写真や資料を集めています

https://www.bun-shin.co.jp/20211228-2/

 
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■発行元
株式会社 文伸/ぶんしん出版/自費出版専門工房「ことこと舎」
出版事業部
〒181-0012 東京都三鷹市上連雀1-12-17
TEL:0422-60-2211 / FAX:0422-60-2200
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