お世話になっている皆さま、名刺交換していただいた皆さまへ
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日本海側に例年にない大雪が降った2月も過ぎ、やっと各地から早春の便りが聞かれるようになったと思ったら太平洋側も雪模様。啓蟄で出てきた生き物たちもまた土の中にUターンのようです。ということで寒暖の差が激しいこの頃くれぐれもご自愛ください。と書きましたが、すでに桜の開花のニュース。まさに二月は逃げる、三月は去るようです。
さて、私事ですが、運転免許証を返納しました。約50年間運転してきましたが、ちょうど75歳での更新となり、思い切っての返納でした。今は仕事で使うこともほとんどなく、住まいも三鷹の市街地なので、電車やバス、タクシーも身近にあるので不便を感じませんが、そもそも自家用車をもっていないのです。返納のため地元の警察署に出向くと、女性の担当官から「良く決心してくれましたね、事故防止に感謝いたします」と、にっこりしてのお言葉は聞けませんでしたが、「運転経歴証明書」なる身分証明書になるカードを作ってくれました。
今まで無事故無違反できました。いや、正確には駐車違反1回と自宅の門柱にぶつける事故を起こしてしまい、以来門の開け閉めがきつく、毎日必ず愚行を思い出すことになっています。(K)
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校正・校閲がテーマの本が相次いで出版されている。昨年9月に発行された『ことばの番人』(髙橋秀実著、集英社インターナショナル)に始まり、暮れには『校正・校閲11の現場』(牟田都子著、アノニマ・スタジオ、2024年12月)、そして今年に入って『みんなの校正教室』(大西寿男著、創元社、2025年1月)と続いている。
本づくりや新聞づくりの裏方に光を当てているのだ。これまで、辞書編纂者や装丁家、フォントデザイナーの本は出ていたけど、一般向けに校正本が次々出てきたのはちょっと驚きである。そもそも校正・校閲の仕事は、誤字など表記のチェックや事実の確認や妥当性の検証(ファクトチェック)という地味だけど間違いを正す重要な役目を担っているのである。『校正・校閲11の現場』の著者牟田都子さんは、その仕事を「信頼を守る仕事である」と記している。なるほど、出版社や新聞社の信頼を守る仕事なのだ。確かに誤字があると、「エー、平気かよ、この本」となる。一字の間違えでも、その本はもちろんのこと版元の不信感を抱かせてしまうことになる。いわんや内容が間違っていたら目も当てられないのである。
さて、自費出版の場合も校正・校閲がついて回る。しかしながら原稿をそのまま載せるだけで良いというお客様がいて、そのまま印刷をしますという業者がいるのも事実である。校正・校閲をしなければその分安くなるからである。
しかしながら、本を出すということは、複数の人に渡すことであるから、その著者の信頼を守るためにも最低限の校正は必要なのである。そこを軽く見るのは今までの自費出版の悪いところだと思っている。
以前と比べて商業出版と自費出版の見た目の差は縮まったと思うし、自費出版の自由度が見直されたり、商業出版に断られた多くの良質な原稿が自費出版に流れてきているといわれている。それだけに、自費出版業者の校正・校閲の意識が高くなければならない。
ところで、校正・校閲の本が相次いで出版されているのはなぜだろうか。「フェイスブック」や「インスタグラム」などのSNSについて、ファクトチェックを米国では終了し、投稿管理を緩めると発表した報道があった。多くの情報の中に、誤情報や偽情報が存在することを容認するということであろうか、勘弁してほしい。このたびの校正本の相次ぐ出版は、そんな安易なSNSの流れに対抗すべき警告かもしれない。
事実を伝える「信頼」情報は、一人ひとりの人生進路を判断するうえで必須事項なのである。(川井信良)
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好評につき増刷予定です。
YouTubeで朗読動画もアップされています!
https://x.com/LiokoKihara/status/1903419648953225243
日本自費出版文化賞は、自費出版に光を当て、著者の功績を讃え、かつ自費出版に再評価、活性化を促進しようとするものです。
第28回日本自費出版文化賞の締め切り間近です。皆様ぜひご応募を!
NPO法人日本自費出版ネットワーク
詳細:https://www.jsjapan.net/pages/award
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当社の『井の頭公園100年写真集』の写真パネル、本のサンプルも展示予定です。ぜひお花見がてらお立ち寄りください。
日時:2025年3月29日(土) 10時~16時
場所:井の頭恩賜公園・吉祥寺駅周辺
吉祥寺ライオンズクラブ https://www.tokyo-kichijoji-lionsclub.jp/
島のお酒で特別出店します!
日時:2025年4月26日(土)~27日(日)11時~19時
場所:東京たま未来メッセ
詳細:https://festa.miraimesse-event.com/beerfes/?fbclid=PAZXh0bgNhZW0CMTEAAaZ5S6bBCkmsQfau7lQhkqGKlNbnqGJj5a4oxcZn_MwydPHyvCPtEA7XeuU_aem_-0Gj317B1I9-LeeeloMeGw
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著:新西 誠人先生/発行:多摩大学出版会様/サイズ:A5/ソフトカバー/2,200円+税/発行日:2025年3月30日
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