お世話になっている皆さま、名刺交換していただいた皆さまへ
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今朝(9/11)の朝日新聞『朝日川柳』に「夏服が残業代を要求し」(埼玉県/鈴木雄二氏)が選句されていました。確かに要求されそうな状況が続いていますね。昨年に続き酷暑長期化の異常気象が、異常ではなくなることの始まりを予感させます。続いて川柳は「おかしいね政治家だらけ政治無し」(島根県/藤原尚幸氏)、「ドラマなら清く正しい科捜研」(東京都/花井志満子氏)と続く。暑いうえにさらに蒸し暑くなる今日この頃を伝えていました。
さて、当社の工場から出荷された印刷物のなかで、環境に優しい印刷物の件数と量が、全国のグリーンプリンティング認定工場441社のなかでトップクラスの評価となり「GPマーク普及準大賞」を受賞しました。実は2023年(令和5年)2024年(令和6年)と最高評価の大賞を受賞していましたので、今年も大賞受賞になった場合は「GPマーク普及大賞ゴールドプライズ」という、将棋で言えば永世称号のような名誉をいただけたのですが、惜しくも「準」が付き、叶いませんでした。ただ、冒頭の川柳のようなことにならないよう、大河の一滴ですが環境に優しい生産活動を続けていきます。
もう一つうれしいことがありました。第28回日本自費出版文化賞(主催:日本グラフィックサービス工業会、主管:日本自費出版ネットワーク、後援:朝日新聞社他)の受賞作品発表会が9月1日に吉祥寺東急REIホテルで行われました。応募数805点で今回は最高賞の「大賞」作品はなしという結果でしたが、一番応募数があった小説部門(215点)の部門賞に当社が印刷しました東 英文さんの『あたし、お地蔵さんになれるかな? 運がいいとか悪いとか』が選ばれました。
選考委員の中山千夏さんは、「(前略)読了した時、私は、その少女や家族を身内に抱え込んでいた。また一見質素なだけの製本が、この小説の必然なのだ、と了解していた。つまるところ、薄いのに厚く、短いのに長大な、まるでこの少女の人生のような作品のありように魅せられて、数多大作力作があるなかで、これを小説部門賞に推すと決した次第。」と記していました。
この自費出版本は、なるべく費用がかからない簡易製本でしたが、内容の良さで見事小説部門の最高賞を受賞しました。おめでとうございます。なお、11月8日午後1時30分からアルカディア市ヶ谷(市ヶ谷駅下車徒歩2分)にて、受賞者の表彰式と受賞者から作品の思いが語られます。(入場無料)(K)
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以前「武蔵野に息づく自然・人・歴史・文化・暮らしを旅する『むさしの文庫』」と謳い、地域文化を広く紹介するシリーズ本を考えた時期があった。四半世紀前のことである。そのお試し版となる創刊準備号として発行したのが『三鷹の女性史 三鷹市女性史聞き書きの会編』(2003年/平成15年10月1日)であった。この本が最近ある論文で引用されていたことが分かり、あらためて目を通してみた。
1993年(平成5年)三鷹市駅前コミュニティセンターが開設され、その4階に三鷹市女性交流室も設置された。交流室のオープン記念として、折井美那子講師による女性史講座が開催された。講座は地域に住む先輩女性の様々な歩みを聞き書きして学ぶものであった。受講生は講座終了後も自主グループを作り、約10年にわたって講座と合わせて44人の方に聞き書きをしたのである。本書はそれらをまとめたものであるが、対象者が明治・大正生まれの方々なので、ほとんどの方が鬼籍に入っていると思った。戦中戦後の時代を生きてきた女性たちの歩みは様々で見出しを見るだけでも興味が湧いた。
例えば、「戦争中正田飛行機で働く」「戦争中アメリカに留学して」「三鷹村長の息子に嫁いで」「三鷹初の女性医師として」「従軍看護婦として」「電気のない頃から井の頭に住んで」「治安維持法で投獄、戦後は市議として」「満州から引き揚げて」「共学高校の初めての女性教師」「物資不足の中で助産婦として」「戦後の青空保育から」「三鷹で最初の幼稚園園長」「子どもをおぶって『米よこせ』デモ」「水車農家に嫁いで」などである。
しかし、このシリーズは0号で頓挫した。採算が問題視され企画倒れに終わった。企画出版事業の難しさを味わった一冊でもあった。頓挫から3年たち、単発であるが地域を紹介する書籍をぼちぼちと発行できたのは頓挫経験から学んだおかげでもある。
そして今、三鷹駅から西400mにあった跨線橋(陸橋)の本『三鷹跨線人道橋 94年の記憶と記録』を編集・制作している。発行は三鷹市となるが12月中旬発行予定である。ご購読をよろしく。(川井信良)
ご参考 「三鷹の女性史」発行(広報みたか2003年10月19日12面)
https://www.city.mitaka.lg.jp/koho/2003/20031019/p12.htm#3M
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キン・シオタニPRESENTS ムリしないけど時にがんばる日めくりカレンダー
会期:2025年10月13日(月)~10月19日(日)13:00~20:00
会場:kit gallery 東京都渋谷区神宮前2-31-3 宝栄ビル2F-A
https://kit-gallery.com/
https://x.com/kinshio/status/1967537390983184539
★「PRESENTS ムリしないけど時にがんばる日めくりカレンダー2026」★
ただいま予約受付中
https://bunshin.base.shop/items/117990482
当社でお手伝いした、垣内磯子様の著書『どろぼうから とどいた 手紙』『コーヒー屋の魔女』の挿絵を担当された村田エミコ様の木版画展。『どろぼうから とどいた 手紙』『コーヒー屋の魔女』もご購入いただけます。
日時:2025年9月13日(土)~9月23日(火)12:00~17:30/土日祝18:00
場所:よもぎBOOKS
東京都三鷹市下連雀4-15-33 三鷹プラーザ2F
詳細:https://yomogibooks.com/news/64ce03dcc994300033d0a24a
https://x.com/Yomogibooks/status/1966735930980458565
日時:2025年10月4日(土)10:00~16:00 ※荒天中止・ 小雨決行
場所:井の頭恩賜公園 (野外ステージと周辺)
詳細:https://kichijoji-collection.com/
午後にキン・シオタニさんのサイン会開催予定!
日時:2025年10 月4日(土)11:00~15:00
場所:三鷹中央防災公園・元気創造プラザ東広場・モール
詳細:https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/114/114772.html
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家族と共に歩む人生の道のりを綴った詩集『かぞく』。
子どもたちの成長、過ぎし日の温かい思い出、日々のささやかな感動。
家族との絆と愛を丁寧に綴った一冊です。
表紙装丁は、ひびのこづえ さん。
ぶんしん出版BASEショップ、amazonで販売中
https://bunshin.base.shop/items/117419568
https://www.amazon.co.jp/dp/4893902296/
● 『ピンクの車いすを街の風景に』電子書籍版 2025年9月5日販売開始
著:宮城永久子様、川手晴雄様/価格:1,320円(税込)
amazon Kindle
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